一人暮らしの高齢者でも飼いやすいペット5選!負担が少ないのは?

一人暮らしの高齢者はペットを飼うべきではない」と考えている人もおられるようですね

  • お世話に必要な体力がついていかないからという理由
  • ペットにかわいそうな思いをさせたくない…
  • 万が一のことがあった時、長時間自宅でひとりぼっちにさせるかも

と考え、ペットの飼育をあきらめる高齢者は少なくありません。

ペットの飼育は高齢者の心の支えになるんですね

  • 一人暮らしの寂しさを紛らわす効果
  • 生活にメリハリがつくようになったという声
  • 世話する(してあげる)ことでやりがいを感じる
  • 声をかける相手がいることは心を落ち着かせる
目次

一人暮らしの高齢者でも飼いやすいペット

負担の少ないペットは?
高齢者にとって負担か?支えになるか?

ペットを飼うことに伴うかかる手間費用も解説しますので、参考にしてみてください。

猫の寿命は、14年程度です。

[おばあちゃんと猫]をイメージする人もいますね。飼う人の持病や生活習慣にもよりますが、60代のうちに飼い始めるのがよいでしょう。

散歩やトリミングの必要がない

猫の最大の魅力は、散歩やトリミングの必要性が低いことにあります。

自動給餌器などを使えば、餌やりの手間も減らせそうです。

また、短毛種を選べば抜け毛や汚れに悩まされることが少なくなります。

猫種を選ぶときに、生え変わりのサイクルやトリミングの頻度を聞いておくのがおすすめです。

年間費用は15万円程度

猫のお世話には、年間15万円程度の費用がかかります。

食事・トイレ砂・爪とぎ・ブラシ・おもちゃなどの基本的なものに加え、家庭によっては猫用ベッドやキャットタワーを追加します。

怪我や病気での治療・去勢や避妊に伴う手術・ペット保険なども含めると、15万円はかかると覚えておきましょう。

インコ

インコの寿命は、10~15年程度です。

ただし、ヨウムやオウムなど大型の鳥は40~50年生きることが大半であるため、後に飼育してくれる人が決まっているなど特殊な場合を除き、飼育はおすすめできません。

毎日の手間がかからない

インコは、特に毎日の手間がかからない生き物です。

慣れてしまえば餌やお水の交換は1日5分程度で済みますし、散歩の必要もありません。

基本自由にさせてあげられる。時には部屋で放鳥させる必要がありますが、電気ケーブルや落ちそうな隙間に気をつけて目を離さないようにしておけば、後は自由に遊んでもらえます。

ケージ全体を掃除するのは1ヶ月に1回程度が理想です。

場合によっては家事代行などに依頼できるケースもありますので、日常的に活用している人は相談してみましょう。

年間費用は5~7万円程度

インコのお世話には、年間5~10万円程度の費用がかかります。

食事・水・ケージなどの基本的なものに加え、インコの場合は電球やヒーターなど温度管理用のアイテムが欠かせません。また、ケージに布をかけて睡眠を促したり、半年~1年に1度健康診断を受けたりする必要があります。

ただし、かじり癖があって障子・本・壁紙などを破かれてしまう可能性があることは知っておきましょう。

紙が巣に適しているインコならではの本能ですので、放鳥する部屋を工夫するなど対策が求められそうです。

ウサギ

ウサギの寿命は、7~8年程度です。

70代に突入してからも比較的飼いやすいペットであり、晩年の相棒としてよき友になってくれるでしょう。

人懐っこく穏やかな子が多い

ウサギは、人懐っこく穏やかな子が多いです。

種類や個体ごとの性格によるものも大きいですが、走り回って追いかけずとも自然に遊べるような飼育ができるでしょう。感情豊かなことも特徴で、手をかければかける程仲良くなれるため、一人暮らしの寂しさを癒してくれそうな存在です。

年間費用は8~10万円程度

ウサギのお世話には、年間8~10万円程度の費用がかかります。

牧草・トイレ・ケージ・給水ボトルなどを基本とし、夏場の冷却マット、冬のペットヒーターなども準備します。加えて、ウサギを診察してくれる動物病院が近くにない場合、診察のための往復交通費が予想以上にかさむ場合があります。

飼育前に近所の病院をチェックしておきましょう。

ハムスター

ハムスターの寿命は、2~3年程度です。

別れが早くなるのは寂しいですが、何かあってからお世話を放置されることのないようにしたい人には、おすすめできるペットです。

省スペースで飼育できる

ハムスターは、省スペースで飼育しやすいのが特徴です。

一般的な段ボール程度のサイズがあれば十分飼育できるため、一人暮らし用のお部屋でも十分飼えるでしょう。また、大きな声で鳴くことがないため、アパートなどの集合住宅であってもハムスターの飼育は許可されていることもあるようです。

年間費用は2~3万円程度

ハムスターのお世話には、年間2~3万円程度の費用がかかります。

床材やトイレは100円ショップ等を活用すれば安く済ませられますから、活用していきましょう。

病気にかかったときは予想外の費用がかかるケースがあります。ハムスターを診察してくれる病院は少なく、1回あたり1~2万円かかることもありますので、覚悟しておきましょう。

メダカ

メダカの寿命は、2~3年程度です。

手を尽くして飼育しても他のペットより短命になることが多く、80代からでも飼いやすいのが特徴です。

定期的な餌やりだけでOK

メダカのお世話は、定期的な餌やりだけで問題ありません。

水替えも1週間~10日に1回程度、3分の1程度の水を抜いて少しずつ取り換えるだけで十分なので、重い水槽を丸ごと持ち運んで洗う必要がないのです。

2カ月に1回程度は、苔や藻を取る掃除をしてあげましょう。

年間費用は5千~1万円程度

メダカのお世話には、年間5千~1万円程度の費用がかかります。

ペットのなかではかなり安価に飼育しやすく、餌や水草もホームセンター等で安く入手できます。

室内飼育であればヒーターやクーラーも要らず、カルキ抜きの薬剤や底砂を入れてもこれくらいの金額で済むことが多いのです。

世話の負担を考えた選択-こんな方法もある

まるで感情があるかのようなロボットの存在はご存じですか?

LOVOT(らぼっと)

LOVOTは、感情に置き換わる内面の学習機能に重きを置いたAIロボットなんです

コスト面は犬や猫と比べて考える必要がある側面はありますが

世話や手間の点では負担が少ないのです

LOVOTも候補として考えてみたい

高齢者のためにペットを考える

ペットは、気持ちを和らげ、寂しさを癒してくれる存在です。そのため、高齢になったからこそペットを飼いたいと考える人が多いのです。

自分に何かあった時のリスクお世話のしやすさを考え、ペット選びは入念に行いましょう。

お互い楽しく快適な暮らしができるよう、最大限の配慮をしていきたいですね。

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