高齢者にとっておしゃべりロボットは喜ばれる? しゃべらないより?

高齢者にとっておしゃべりロボットは喜ばれるのか? しゃべらないほうが良い?これは高齢者本人の気持ちや必要としていることを優先して考えることだと思います。

高齢者で子どもや孫から離れて暮らしているという場合は特に、「一人暮らしで寂しく感じる

この問題は切実ですね 

  • 一番いいのは離れていても、家族が電話をかけて話をすることです
  • 直接訪問して話す機会を作ることです

とはいえこうした親の希望や気持ちをすべてかなえてあげられないかもしれない・・・と思うことはないでしょうか。そこで代わりになるものを探したくなるものです

現実的な課題として、電話や訪問をおこなうことが難しくて、代わりになるものはないかと考えられるのではと思います

選択肢の一つとして、おしゃべりロボットぬいぐるみタイプのおしゃべりができるものはどうかと考えられるのだと思います

目次

おしゃべりロボットは寂しさを解消できるのか

まず言えることは、この問題を少しでも解決する、和らげるために各メーカーが開発してきたことは確かです

売られているおしゃべりロボットを調べるとそれぞれの特徴は充実していて

一人暮らしの高齢者のニーズにこたえたいというところはよくわかります

励ましの言葉は元気を与える

おしゃべりロボット・ぬいぐるみの良いところは「元気出してねー」や「いつまでも元気でいてね」と言ってくれることが良いと感想をおっしゃる人もいます

確かに家族という距離感では励ましたり優しい声をかけるよりも、ついついちょっと説教になってしまったりしますよね

そういう意味では家族だからできないことを補ってくれる存在になるのかもしれません

ここからはおしゃべりロボットをいくつかピックアップして具体的な特徴をとりあげていきますね

おしゃべりロボット の特徴

名前のとおりしゃべってくれるのですが、これは本当に高齢の親に喜ばれるのか?ということは考えたい重要ポイントです

  • 複数の言葉を使ってしゃべってくれる
  • 歌を歌ってくれる
  • クイズやゲームをしてくれる
  • 感情を表すような作りになっている

などの特徴を備えているものが発売されています

やっぱりかえって「しゃべらないほうが良いのか?」を考えてみることができると思います

セガトイズ 夢ねこプレミアム

本体サイズ(mm):W210×H340×D360 本体重量(g):760

電源:単2アルカリ乾電池3本 連続稼働時間:約4時間

特徴:

猫の顔をリアルに表現 耳や目また口が動きます 

頭をなでると喜ぶ 

顔をなでるとゴロゴロと反応する 

背中をなでると気持ちよさそうな反応 

おなかをなでるとゴロゴロと反応する 

しっぽのあたりは不機嫌にならせるかも 

もっとおはなしダッキー

本体サイズ(約):W210×H184×D330mm  重量(約):758g(電池含まず)

電池:単2形アルカリ乾電池×4、CR2032×1 電池寿命:単2形アルカリ乾電池/連続動作時20時間(1日40分で約1ヵ月)

特徴:

抱き心地はふわふわ。抱き心地もよい

ダッキーは季節や時間に合わせた3000語の話をします

ダッキーは歌います 30曲も(童謡15曲、オリジナル15曲)

●センサーが額の中央にあって、そのセンサーの正面で、30cm以内から話しかけると反応します。

●手を握ってあげることで反応があります

●頭をなでてあげると反応があります

●背中をなでてあげると反応します。

おしゃべりみーちゃん

座った状態で約幅25×奥行20×高さ30cm   約390g(電池なし)

アルカリ単3電池4本※1日約30分の使用(約30分みーちゃんと会話)で約3か月

特徴

●会話機能 簡単な操作で本当の4歳の女の子の声で簡単な話ができます

●話す言葉は約800ワードを超えます

●歌も歌います

●留守番機能

●目覚まし機能

●曜日や時間を教えてくれる

おしゃべりけんちゃん

座らせた状態 約W27×D25×H30 cm 重量:約 420g(電池なし)

電池:アルカリ単3電池4本

特徴 『おしゃべりけんちゃん』のポイント

●6才の男の子の可愛い声で話してくれます

●簡単操作 

●薬ののみ忘れ、振込め詐欺なども注意してくれます

●目覚ましもしてくれる

●曜日や時間そして気温も教えてくれます

おりこうのんちゃん

サイズ W200×H260×D160mm

重量 約320g 電源 単三アルカリ乾電池3本(別売)

特徴

コミュニケーションや「脳のトレーニング」を楽しむことができます。

脳トレメニューは(ワード記憶、リズム、計算、しりとり、など)

また声で応える・手を動かすといったバリエーションに富んだメニューがあります。

季節や時間帯によって変化する1,600通り以上の話し歌を歌います

しゃべらないほうが良いという場合

おしゃべりするロボットは苦手 という反応をする高齢者もおられます

ロボットやぬいぐるみが話しだすと慣れてないからびっくりするという意見もあります。

しゃべらないほうが良いのか?

これは高齢の親がどう感じるかが大切だと思います 

話しかけることはあっても、その反応として必ずしもしゃべらなくても、かえってそのほうが良いという方もいます

動物をペットにしているとそうなりますよね。会話が成立することはありません。鳥がものまねする特技があっても、会話になるわけではありません。 ですから会話なしでもいいという方もいますね

しゃべらないですが、動きが癒しになるものはいかがですか? タイプが違いますがこれならば良いかなと思うでしょうか?

Qoobo  ユカイ工学 

外形寸法 W21 x D28 x H11 cm

重量約 600 g  充電池:充電時間   約 4 時間  使用可能時間        約 8 時間(稼働頻度による)

特徴

Qooboは心を癒やすためにつくられました

しっぽクッションというユニークなロボットです

そっと撫でるとふわふわと反応、たくさん撫でるとぶんぶんと反応するなどしっぽで応えてくれます。

周囲の音や声に反応し、しっぽを振ったりします。

そっと抱き寄せると、トクトクと鼓動を感じたりもします。

「ちょうど良い距離感」

独居老人の3割が一週間の中で1度かそれ以上「独りぼっちで寂しいな」と思っているのです。ここで大切なのが、一週間に1回かそれ以上です。「毎日寂しいわけではない」という微妙なところです。

高齢者だって一人の時間が大切というわけです。

そのさじ加減が難しく悩ましいところです。

つまり、寂しいときに話せる相手が必要ですが、だからといってべったりされるのも困るわけです。

寂しくないときは静かにしてほしいのです。

本当に合わせにくく難しいわけですが、そういう時には一方的であっても、とにかく「話ができる存在」が

ちょうど良いタイミングでいてくれる助かるわけですね。

高齢者の気持ちを尊重しながら

この点で実際のペットとしてワンちゃんや猫ちゃんを飼うという選択肢は考えたくなるところです

癒しの存在という点でペットがいると本当に助けになります。

世話できるのか?

この大きな課題が生き物を飼っていいのかどうかを悩ませるポイントになります

高齢者で一人暮らしをされている方にとって

子どもたち孫たちが訪ねてあげるに越したことはないと思います

ペットの世話ができるなら、それも候補として考えたいですね

でもそれらも難しい時があるなら、おしゃべりロボット・ぬいぐるみを選択するのもいいと思います。

高齢者の見守りを考えるなら検討したい そのいくつかの方法

高齢者が一人で暮らしている状況というのはやはり気になりますし、心配になります。

では何ができるか?というと家族にも限界がありますね。役立つことや取れる対策はあります。参考にできる記事を用意しました。

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